水族館の入場券
最近は本を読むために毎日図書館へ最低1時間は行くことにしている。
というのも、少し前の自分の生活を振り返ってみると「研究」「睡眠」「バイト」の3つでほぼ完結していて、毎日の生活に彩りがなかった。
なにか彩りが欲しくて考えた結果、その3つの軸に「読書」という新たな生活時間を入れることにしたのだ。
意外とこれは上手く行って、毎日惰性で暮らしていた僕に1つの楽しみが出来て生活にメリハリが付いた。
さて、その読む本はいつも図書館で読んでいるわけだが、借りるのもめんどくさい、、、というより期日を忘れて延滞しそうなので、いつも借りずに読むことにしている。でも毎回来るたびにページが分からなくなってしまうので、こっそり読み終わったページに付箋代わりのペンギンの絵が描かれている水族館の入場券(5月の新歓時期に行ったやつ)を差し込むことにした。
早々同じ小説を手に取る人もいないので、次の日に本のページを開くと、前日に読んだページでそのペンギンはいつもの無表情な顔で待っていてくれた。
だが今日は違かかった。
ペンギンがページの最後に勝手に移動していたのだ。これには唖然とした。「蟹工船」だとか「ノルウェイの森」だとか有名な本ならまだ分かるにしても、タイトルが如何にもふざけたタイトルの本だったからだ。
。。。今度からそのペンギンに吹き出しで「はさめたままでゴメンね!」とか書いておかないとダメだな。。。。。。
それでも、一つの本を知らない人と共有できるってどこか嬉しさもあった。これからは毎回ページを開くたびにペンギンが移動しているかチェックしないとだ。
毎日の楽しみがまた一つ増えた。
弾丸帰省
我ながら自分のアホっぷりに感服してしまうことは多々ある。その真骨頂が今日の弾丸帰省案件だ。
というのも、明日締め切りの大学院の書類に親の署名がいる欄があるのをすっかり忘れていたのだ。夕方5時くらいに実家に着いて親にサインを書いてもらい、1時間後の6時には家を出た。まさに1時間だけの弾丸帰省である。
その帰省の往復の電車の中で昨日卒業した大学の(まだあと2年居座ることになるけど)4年間について色々と考えた。もちろん昨日の卒業式の時から4年間について思い返してはいたのだけど、結局考えることは常に同じ。
「ここ4年間でいったい何十人に迷惑をかけて嫌われてきたんだろう…」
圧倒的にいいことが多かった大学生活だったが、常にこのことが脳内をぐるぐる回っている。前普通に話してた人が、今僕と話した時に見せる苦く苦悶と疑いに満ちた表情。声のトーン。目。これは大学に入って何回も経験してきた。
こうなる度に「今度から会った時は話しかけない方が良いんだろうな」と思うのだけど、いざ学校ですれ違った時には「無視したらダメだな」って思って声をかける。そしてまた同じ表情をされるの繰り返しを色んな人に100回はやった。
昨日学科の謝恩会が終わった後に研究室の同期に「卒業しても新潟いるし遊ぼうな」と言った時に返ってきた一言
「いや、でも俺大学嫌だったから大学の人とはもう会いたくねーな」
正直結構ショックだったが、自分はそれの高校バージョンを経験してるので気持ちは痛いほど分かってしまうのがキツイ。
100回はやった失敗はもうしないように。もう自分からは絡まないようにしよう。
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帰りの新幹線。自由席はほぼほぼ埋まっていたが、ほぼ全員が熊谷と高崎で降りてしまって新潟入ってからの車内はガランとしていた。ほぼトンネルばっかの区間をゴー!っと轟音を響かせながら疾走する新幹線で、席のポケットに入っていたフリーペーパーをパラパラと見る。岩手の特集記事だった。
「冷麺か〜美味そうだな」
と内容もない感想を感じた後、のんびり読みかけの小説を読む。小説に飽きたら今度は音楽。それにも飽きたらトンネルの狭間で一瞬出てくる街の景色を眺める。眠くなったら寝る。
そうやって自由にのんびり電車に乗ってどこかへ連れられていく感覚は、何年経っても変わらず好きだ、
残り2年はちゃんと研究して、あとはのんびり旅行でもしながら過ごすようにしよう。でも自分には金もなければ、将来やりたい仕事もない。
未確定から確定に
めでたく進路未確定から進路確定になりました。
フリーター回避です。
拘束プレイ
冬は毎日拘束されている気分になる。
ふと「どっか行きたいな」って思っても荒れ狂う天気と寒さがそれを阻害する。毎日毎日そんな天気が続く中で、たまに雲の切れ間から光が差し込むと、世間的には曇りとか雨の天気でも「お、晴れた。」と思ってしまう。
きっとそれは段見慣れない太陽光を見た感動と、雲の切れ間の少しの青空に一面真っ青な晴天と同じ開放感を感じてしまうからだ。
でも今週は春がやってきたようなポカポカ陽気で,そんな拘束された気分も晴れ...たと思ったけどそう上手くもいかない。天候からは一瞬開放されても,卒論からは開放されない運命にあるという悲しい現実。
これからまた「最高気温3度,最低気温-3度,天気:雪」の典型的な冬の天気が始まる。早く天候からも卒論からも開放されたい。
ps.寒さに震えながら食べた今日のイエローは美味しかった。
ヨイオトシニ
1/2の夕方くらいから熱がで始める。昨日今日はほとんど1日を寝て(バンドリして)過ごす。
どこで拾って来たのかと言われれば思い当たる節はたくさんあるのだけど、今日病院に行って来たらやはりインフルエンザのA型だった。インフルエンザになること自体小学4年生以来だから約10年ぶりくらいで「インフルエンザってこんなもんか〜〜」っていうのが正直な感想。
よく言われるように関節が痛いっていうか怠い。まるで長距離走を終えた後の筋肉が伸びてジンジンとなっているような感覚が続いている。それでも熱が下がれば、比例してその怠さも無くなるので寝ていればどうってことはない。
睡眠時間が圧倒的に普段より多いから、数時間おきのリズムの短い睡眠で寝ては起きての繰り返しである。でもそのお陰で音ゲーのスタミナが回復するくらいにはむくっと起きられるから丁度都合が良い。受験生時代にスクフェスにハマった時を彷彿とさせる"あと何時間待てばスタミナ回復して一曲演奏して、丁度ランクが上がってまた3曲演奏できるな…"と言った、手に負えない時間の計算をし始めてしまっている辺り沼に入ってしまっている感じがしてる。
あと、そんな短い睡眠のサイクルのお陰で色んな夢も見ることが出来た。例えば、年末に友達5人と泊まった入谷のふる〜い旅館で話したロンドンの人が登場。でも夢の内容は全く覚えていない()
それでも彼がちゃんと夢の中に出て来たのは帰り際の会話がとても印象的だったからだ。彼と会ったのは僕たちがチェックアウトする前に、下の古めかしいロビーで少しダラダラしている時だった。"旅行ですカ?"とカタコトでもちゃんと聞き取れる日本語で話してきてくれた彼と気が合い、少しだけたわいも無い話をした後、帰り際に"ヨイオトシニ!"と笑顔で手を振ってくれた。僕も"良いお年を!"と空かさず返すと、彼は突然神妙な顔になって「ヨイオトシ"ヲ"かァ…ヨイオトシヲ、オトシヲ…」と繰り返し始めてしまった。なんだか間違いを粗探ししてしまったみたいで「ごめんなさい!間違いを言いたかったわけじゃないんです!」と言うと「ハハw勉強だからイイんだよ!」と彼は笑った。
頭を少し使わなくちゃと思ってここまで書いたけど、少し疲れてしまった。今日はここまで。またインフルニートになって堕落した生活を送ることにしよう。
ps.オカンとの面白いLINE
最近の朝
最近の朝はエキサイティングな日が多い。
例えば、3日ほど前は朝起きて着替えてパーカーを羽織ったら袖からサバ缶の匂い(なんでだろう…)がしたし、2日前は新潟大学千葉キャンパス生と朝チュンしたし、母方の祖母の家に泊まった昨日は、起きたら「オィッチ、ニッ!オィッチ、ニッ!」と言いながら祖母が元気にラジオ体操に励んでいた。
そして、今日の朝。それは朝4時くらいに高速バスの中で、隣の席のヤンキーっぽい人が降りるガサゴソ言う音で目覚めた。と言ってもちゃんと熟睡したとかじゃなくて、1時間おきくらいに休憩のアナウンスの音とか、ちょっとした振動とかで起きては寝ての繰り返しだった。しかし、朝4時に振動で起きた時には「もう着くから」と眠い目を擦りながら無理やり起きて、隣のヤンキーっぽい人が前のバス停で降りるのを見送った。
久しぶりの気だるい朝。
そして、新大前のバス停に着いて、暴風と雪を覚悟しながらバスを降りたのだけど、風も全然無く星まで見えてしまうくらい空も晴れていた。そしてアパートまでの帰り道には流れ星まで見えてしまうという始末。
前言撤回。エキサイティングな朝だ…。
最近はこう言ったエキサイティングな朝が多い。早起きは三文の徳とはこのことを言うのか…なんて思ってる。
話は変わるけど、昨日、夜行バスに乗る前の微妙に空いてる暇な時間に池袋のブックオフに立ち寄った。新潟のブックオフと比べると品揃えの量が尋常じゃなく「くっ…これが田舎とモノに溺れた街TOKYOの差か…!」と東京のすごさを痛感した。冬休みは青春18きっぷ一回分は余るだろうし、暇な日があったら池袋に来て一日中本を読み漁る日を作ろっかな。
さて、これから寝よ。そして10時には起きて下田で買った河津みかんを食べて、東京で買った古着を早速着て大学に行こ。うん。今日もエキサイティングな一日になりそうだ。