カッコいい文章を書きたくなった
最近久しぶりにフィルムを現像した。google driveにデータを丸ごと突っ込んだついでに、前撮ったフィルムを見返したら、北海道に鈍行で一人で行った時の写真が出てきた。
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内野駅を出て越後線、白新線、羽越線、奥羽線を使って途中秋田で大雨にやられて予定が崩れながらも北へ、北へと向かう。
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八戸からフェリーで北海道の苫小牧へ上陸する。深夜3時、人っ子一人居ない真っ暗な街。北海道名産のでっかい歩道を踏みしめながら1時間くらいかけて苫小牧駅に着く。この駅から北海道の東の果て、根室へ向かおうと言う算段である。
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途中寝過ごしながらも、室蘭本線、石勝線、を経由して根室線の新得駅へと到着する。新得からは釧路まで200km程の道のりをボロボロのディーゼルカーが運んでくれる。フカフカのクッション。
十勝清水…帯広…池田…白糠…、小さな街が次から次へと僕の元へと運ばれてきて、また奪い去られる。全てが順調である。
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途中適当な駅で下車する、周りに廃墟と砂浜しかない寂れた駅だ。駅の中にはかつて炭鉱で栄えた頃の写真がペタペタと貼られていたが、今となってはその面影はない。駅ノートを眺めた後、次の電車まで暇なので海へと向かう。
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釧路に着いてから唖然とした。根室まで行く路線が大雨で止まっていると言うのだ。だが、しょうがない。新潟へ戻ろう。また鈍行に揺られながら1日以上の時間をかけてのんびり新潟へと帰還する。
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最近、この時行けなかった釧路より東にある"初田牛"という駅がもうじき無くなるという記事を目にした。初田牛、名前だけ見てもどうしても惹かれてしまう駅だ。来年の夏にもう一回北海道チャレンジを果たしたい。
なーんて、久しぶりにタバコを吸って良い気分になりながら、ニコチンに頭がクラクラしながら、ちょっとカッコいい文章を書こうとしたけどやっぱりダメだった。
文章を書くって難しいな。